人工降雪機と人工造雪機
人工造雪機(アイスクラッシャー)は、氷を細かく砕き、ホースで吹き飛ばす
雪の粒はちょっと大きく気温が0度以下にならなくても雪を作成することが出来ます。
アイスクラッシャーを稼動させて 下地を作り天然雪が降った時 人工雪で下地が出来ているので解けにくく積もりやすいとされています。
11月オープンのゲレンデは アイスクラッシャーシステム(ICS)を導入しているところが多いですね。
一方スノーマシン(人工降雪機)は、気温0℃以下の空気中に水を霧状に噴射して雪を作ります。雪の粒が細かく良質の雪を作成出来るわけです。こちらは、12月オープンのゲレンデで使用されています。
早期オープンするゲレンデは人工造雪機を使用していますが、雪質はスノーマシンの方が良いと思います。ちなみに、スノーマシン導入しているゲレンデは、気温が高くなると稼動出来ません。
近年の地球温暖化により、人工降雪機が稼動できずに閉鎖してしまうゲレンデもあり、コースの拡張も出来ないゲレンデが増えてきているのが現状です。
このまま温暖化が進めば数十年後は、人工造雪機を導入するゲレンデのみが生き残って行く時代になりそう・・・。その頃には天然の雪を見るのが珍しく スキー、スノーボード人口も激減しているんじゃないでしょうか?悲しいですが、そうならないように祈ります!